痛みやケガを防ぐトレーニング時のたった一つの心がけ

ふと見ると梅がきれいに咲いていて

少しずつあたたかさを感じる季節が巡ってきました。

もうすぐ東京マラソンですね。

晴れるといいですね!

 

 

 

運動の習慣のある方も

今年こそ運動を始めるぞ!という方も

運動をはじめると痛みとケガに悩まされることも多いと思います。

 

そこで今回はせっかく運動を始めたのにケガや痛みを出して辞めてしまう

がんばっているのに痛みで運動が思うようにできない方に向けて

痛みやケガを防ぐ、トレーニング時の簡単な心がけをお伝えします。

それは…

 

 

◆「ノルマを決めてがんばらない」

 

 

なんだそれ?と思われるかもしれませんが、意外と大事なことですよ。

 

 

まず運動をはじめたばかりの方は徐々に体力がつき、できることも増えて

だんだん運動することが楽しくなってきます。

とても良いことなのですが、趣味で運動している方はわざわざ時間をつくって運動をしているかと思います。

何キロ走ろうとか1時間はやろうと決めていると

せっかく時間を作っているのにもったいないなあ」という気持ちが働き

すこしぐらい身体に違和感や痛みがあってもノルマを達成するまでやめられなくなります。

 

 

運動になれている方は今まで問題なく行っていたトレーニング内容・量に自信がありますよね。

そのため今までの経験からこれくらい問題ないだろうという心理が働き、ノルマをこなしてしまいます。

しかし、身体の状態は日々変化し、疲労や小さい損傷は蓄積していくので

昨日平気だったものが今日大丈夫とは限らないのです。

 

 

短期的なノルマを自らに課してしまうと、それそのものが義務化してしまい

必ず「やらなかければならない」と勘違いしてしまいます。

 

 

 

◆「疲れているときに運動するとへたになる」

 

 

疲労がたまっていたり、ケガでして痛みでかばってトレーニングすると「ヘタ」になります。

 

 

人間は疲れているとエネルギー効率のよい動きやすい動きしか行わなくなり

筋肉のバランスをますます崩し、フォームが乱れます。

また、痛みがあるとその部分をかばうため、これもフォームを崩します。

 

 

怖いのはことその状態になっていると

脳がその現状になれてしまい、それを異常と感じなくなること

そうなると修正がきかず、ますます身体の使い方に偏りができ

「ヘタ」になり、さらに続けるとケガをします。

つまり、どんなにがんばっても上達しません。

 

 

 

 

 

「思い切ってサボること」

 

うまくならないのであれば痛みをなおし、疲労が回復するまで

うまく「サボる」こと

 

 

サボったところで誰も文句を言いませんし笑

2~3日さぼったところで運動する習慣もなくなりません。

あとヘタにもなりませんよ。

 

 

ノルマをこなせないと運動習慣がとぎれたり、ヘタになることを無意識に怖がってしまうかもしれません。

しかしそんなことはありません!

むしろ無理をして大きなケガになり、長期の休養をしなければならなくなると

衰えたり、運動を止めてしまったりして

それまでの積み重ねがもったいないことになります。

 

 

 

 

◆まとめ

 

運動を長く続け行くコツは

・短期的なノルマを決めない

・疲れたらがんばらずにサボる

 

 

皆さん運動は頑張りすぎず、時に自分に甘く(笑)がんばりましよう!

 

 

 

※追伸

がんばることを否定してるわけではありません。

限界ギリギリまでやることで本番で気持ちが強くなったり、体力的に向上することは当然あります。

ただし、ほとんどの場合は身体が摩耗してしまい、競技寿命が短くなってしまうことを僕は経験から知っているので、運動をできるだけ長く楽しんでもらえるとうれしいです。

 

 

 

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