前回の腰痛予防のトレーニングに引き続き、今回はストレッチお話です。
腰痛にもいろいろな原因があることと、それに対応するトレーニングも違うことを前回お伝えしましたが、同じようにストレッチにもそれぞれにアプローチすべき筋肉があります。
腰痛は大きく分けて前屈型、後屈型、回旋型、それぞれが混ざり合った複合型があります。
当然予防のストレッチもそれぞれアプローチする筋肉が違います。
一例だと前屈型であればお尻の筋肉やふとももの裏、後屈型だとふとももから背骨につながる腸腰筋、回旋型だとお尻の筋肉やふとももの外側など……
痛みがあるのは腰ですが、アプローチするのは腰そのものよりも下半身が多いです。
ストレッチは強く固く緊張してる筋肉の弛緩を目的に行います。
もし、逆に弱く固く虚弱している筋肉にストレッチをしてしまうと、オーバーストレッチになってしまい痛みが良くなるどころかひどくなる場合もあります。
例えば前屈型腰痛でふとももからお尻の筋肉が固い場合、腰の筋肉そのものは弱くなっていることが多いです。それなのに腰部前屈のストレッチ(おじぎをするような)すると腰にオーバーストレッチがかかるため痛みが悪化することがあります。
そうならないように痛みと身体の状態にあった適切なストレッチを行いましょう!
「適切なストレッチがわからない」といった場合は、当院までご相談ください。身体、痛みの状態より適切なストレッチ、運動指導のアドバイスを行います。
しかしながらこのままだと予防のためのストレッチの話にならないので、悪化のリスクが少なく、ある程度どの腰痛にも効果の期待できるアキレス腱(ふくらはぎ)のストレッチをおすすめします。
壁に手をついて胸を張りしっかり前を向きます。どちらかの足を後ろに引き、しっかりと膝を伸ばしきます。ポイントはお尻を後ろに突き出さずに腰を落とした姿勢になることです。
普段よりトレーニングやストレッチのケアで辛い腰痛を予防しましょう!
千歳烏山 やどりぎ整骨院